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雑 記
雑記02


不思議な講師

2011.04.01  *Edit 

息子が4年生の時、時間講師が赴任しました。

3人いる担任の一人である女性教諭が主幹になって、
授業をする時間が減ったから、なのですが。

支援級のカリキュラムは生活中心なので、勉強は国語と算数しか
やりません。それも、学習指導要領では3年生までの課程を
終えればOKとなっています。

困っちゃいますねぇ。
知的障害クラスだから仕方ないと言えば仕方ないのですが、
知的に遅れがあると言っても、子供の状態は様々。
3年生レベルまでしか学習できない子供もいれば、
年齢相応より少しだけ遅れているレベルの子供もいるわけです。
それを一様に3年生まででOKと言われてもね。

特に、通常級ではついていくのが大変、って程度のお子さんも
来ているわけですし、発達障害系の子供なんかは、
知的レベルはそう低くないけれども、一斉授業は無理って
お子さんが多いわけで。

うちの子なんかは、東京都の知的障害のIQより高いけど、
通常級では無理だから支援級って判定されちゃってる訳です。
東京都はIQ70までが知的障害と認定されてます。
低すぎです。
通常級の授業に何とかついていけるのは、80以上と
言われています。
でも、うちの子は80以上ありますが、ついていけません。
この数値はあくまでも平均値なので、発達障害の子供は
バラ付きがある為、低い所と高い所の差が大きいのです。

だから例えば神奈川県などは、医師の診断書があれば、
90までは手帳が支給されるようです。
幅があるので当然の処置と思いますが、東京都はいつまで
経っても、障害者団体からの要望を受け入れて
くれないんですよね。

話しが本筋から逸れてしまいました……。

学校現場は先生の裁量が大きいです。
学校側も少しは考慮してくれるようになって、
うちの息子とましゃ友ケティちゃんのお嬢さんのAちゃんの
為かどうかは分かりませんが、二人の担当に、講師の先生を
当ててくれるようになりました。

教科学習はグループに分かれて勉強しています。
大体、学年と子供の能力を考えてのグループ分けで、
息子もAちゃんも早くから民間の療育機関でお勉強を
している為、通常級の子供に近いくらいの進度でした。
でも、週に2回しか勉強しない為、どうしたって遅れます。
それでも、支援級の他のお子さん達よりは進んでいますが。

この講師の先生が来る前は、担任の1人が担当でしたが、
学習内容も指導も酷かったです。
障害児だからって、馬鹿にしてるのか!って怒りたくなる程で。
まぁ、そんな親の、ふつふつとした怒りを察して
くれたのかもしれません。

この講師の先生は、大変熱心でして。
40オーバーの男性なのですが、親の要望も聞きつつ、
二人の生徒の理解力の差や反応に、しっかり対応した
授業内容には感心しました。

自分も小学校の先生を目指していたので、
矢張り教師って、こうだよなぁ~と思う事しばしば。
ただ、ご自身の教育理念がしっかりなさっているだけに、
自分のやり方を頑なに通される所が、ありまして。

非常に論理的な方なので、まず概念をしっかり掴まないと、
って考えの方で。
確かにそれは正しいのですが、如何せん、うちの息子も
Aちゃんも、自閉系ですから概念を理解するのが
大変難しいのです。

分かりやすく言いますと、頭の中で映像化できる言葉なら
理解できるのですが、抽象的で映像化が難しい言葉を
理解するのが困難なのです。
言葉による説明では理解できません。
また、具体的に事象を目の前で示すと、示された事には
まぁ大体理解できるのですが、それと同じような別の
事柄に、同じ事象を当てはめて考える事ができません。

もっと分かりやすく言いますと、ブロック塀の上に
登っていたとします。
「そんな所に登っちゃだめ」と注意すると、「そんな所」って?
と、そんな所=ブロック塀だと理解できません。
具体的に「ブロック塀の上に登っちゃだめ」と注意すると、
理解して降りるけれど、ブロックでない塀の上には平気で
登る、と言ったような事をするのです。

通常発達の子供の場合、そんな所=塀、と具体的に言わなくても
理解するんですよね。
理解した上で、登ったりするんですけど、自閉系はいけない事だと
言われて理解すれば、素直で従順なので、悪いと知ってて
やる事はありません。

でもまぁ、そんな調子なので、教えるの大変です。
だから、概念から入ると、混乱して前へ進めない事が多いのです。
まずは具体的なやり方を教えて、繰り返して定着し、
色んな事を学ぶ上で、最終的に概念も分かって来るのですが、
そうお話ししても、「いや概念が分かってないと、この先の
数学が理解できなくなるので」とおっしゃるのですよ。

この先の数学まで進める知能でない事は、
親が重々承知してます。
この先の数学へ進めても、因数分解そのものは
できても、応用は無理です。
文章題は、簡単な文章題でないと解けません。
どうしても、言葉がネック。
その言葉が遅れているのに、難しい概念を教えてもね。
やっているうちに、こういう事だったんだ、と
最終的に分かれば良いわけで、概念から入ったら、
一生、その先へは進めません。

でも、講師の先生も、子供たちを相手にしているうちに、
段々悟ったようで。
このままだと、一向に先へ進めない……。
暗記力には優れた子供達なので、とにかく、まずは
必要最低限の事だけでも教えて覚えて貰わねば。
そう考えを変えたようです。

この講師の先生なのですが。
非常にオールマイティなのです。
ピアノもギターも上手で、グループ学習担当だった
筈なのに、いつの間にか支援級全体の音楽まで
教えるようになり、子供達の能力に応じて
パート分けして合奏を指導し、それを録音して、
学期末にはCDにしてくれたりして。
CD化する際には、楽器を増やしてそれぞれ別録りして、
重ねて編集しちゃったりしてるんですよ。
本格的です。

で、息子とAちゃんが6年生になると、
ミシンの指導までして、二人はクッションと巾着を
制作したのでした。
男の先生ですよ?
因みに、担任の女性教諭は料理も裁縫も苦手。
小学校の先生なのに、信じられません。
なんか、この講師の先生が中心になって教えて、
本来中心になるべき正規の先生達が介助員?って
思えるような毎日でした。

で、この講師の先生は、金曜日はお休みです。
この金曜日と土日を使って、テレビ撮影です。
エキストラの仕事をしてるんですよ。
CMにも出てるし、バラエティやたけしの家庭の医学とかの
再現ドラマに出演してたり、この間は、織田雄二主演の
「黒田耕作」の7話にも出ていたとか。。。。

俳優を目指してるとかって訳では全くないそうです。
でも、頻繁にテレビには出ています。
去年だか、くしゃみを瞬時に止める方法とかで、
「カトちゃん、ペッ!」を検証する場面で、
アップで出てました。

この人、一体、何者?

なんと、大学の准教授さんだったのです。
今、どこの大学に所属しているのかは
教えてくれませんでしたが、以前、女子短大の
被服科で教鞭を取ってたようです。
その学校は潰れて今はありません。
だから、家庭科、上手なんだ~。

そして今は、自分で教育研究所を主催しています。
どうも、教育オタクのようで、あらゆる
教員免許を取得したいと、現在、某大学の通信教育で
幼稚園の免許を取得しようとしています。

息子の小学校の他にも、中学校でも時間講師をしてるそうで。
その前は、高校でも時間講師してたって。
それから、自身が通っている通信教育の大学で、
この春から、体育を教えることになってるんです。
どうして体育????

もう、訳がわかりません。。。

本当に、何者???

非常に興味が湧きます。
ネタ、いっぱい持ってそうなので取材したくて
お茶に誘ったんだけど、これだけやってる人だから
忙しくて無理って……。
ガッカリだわぁ。

でも、新年度も、まだ小学校に残るようなので、
時々、行ってみるかなぁ。
男性の割には話し好きなのか、振ると結構、喋るのです。
ただ肝心な事は言わないんだけどね。

昨日、子供の作品がまだ学校に残っていたと言う事で、
家まで持って来てくれました。
熱心な人だわぁ。
成績表を渡し忘れた担任とは雲泥の差だわ。

もう子供は卒業したので、今後のテレビ出演情報が
入手できないのだけが、少々残念だったりして。。。

それにしても、不思議な先生だ。


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