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小説・クロスステッチ第2部 <完>
10.混 沌 ~ 13.愛 欲


クロスステッチ 第二部 13.愛 欲 05

2010.10.27  *Edit 

「先生・・・、私、やっぱり怖い・・・・」
 理子が震えていた。そんな理子に優しく口づける。
「大丈夫だ。俺を愛しているなら、俺を信じる事。何をされても
平気だって、前に言って無かったか?」
 甘い声でそう囁きながら、理子の耳たぶをそっと噛んだ。理子は
音の無い声を出した。可愛い唇から甘い息が洩れる。
 雅春は、そっと理子の首から肩へと唇を這わすと、横たわっている
理子の体を傷口とは反対の左側を下にして横向きにした。そして、
その背中に優しく舌を這わせた。理子は悶える。左手を彼女の
身体の下に通して右の乳房を掴んだ。腕は左の乳房の上にある。
掌で揉みながら、腕を揺すって左の乳房も刺激する。
 背中に走らせていた舌を臀部へと移動し、その可愛らしい尻を
そっと掴んで、指先で軽くなぞると、喘ぐ声が大きくなった。
 割れ目に指をそっと差し込んで、その縦の線に沿って何度も
指をなぞらせる。
「あぁん・・・」
 と、思わずあがる声がひどく色っぽくて、雅春の心を更に
掻き立てるのだった。滑らかな陶器のような肌触りが
雅春の胸を擽(くすぐ)る。
 こんなに美しく、こんなに肌触りが心地良く、こんなに
締め付けて来る女は他にはいなかった。ただ締まりが良いと
言うだけではない。張り付いて、吸い付いて来る。その中に
いるだけで、恍惚としてくる。
 雅春は理子を背後から抱きしめて、自分の上に座らせた。
そして理子の足の間に自分の両膝を入れると、その足を大きく開いた。
 雅春の行為に理子は体の底から突き上げて来るものを感じた。
ひどく興奮しているのが自分でもわかる。
「理子・・・、凄くエッチな格好をしているね」
 雅春は背後から耳元に、そう囁いてきた。それを聞き、理子は
体が熱くなるのを感じた。自分の姿と雅春の言葉が興奮に拍車をかけ、
恍惚としてくる。
「君が好きだ。こんな姿を見てると、たまらなくなる・・・」
 雅春はそう言って、耳たぶを咥えて音を立てながら舌で舐めあげる。
 そして、片方の手で乳房を弄び、もう片方の手を開いた
足の間に入れ、指で中心を擦る。
 理子が震えながら声を出した。高くて色っぽい。雅春の上で
仰け反り、白い喉を鳴らす。
 自分の上で、足を開いて喜悦の表情を浮かべて震えている
理子の姿が、雅春を更に興奮させた。何も知らない少女だったのに、
とうとう、ここまで来た。
「君は、可愛いね。その君が、こんなに厭らしい姿態を俺の前で
見せるようになるとは、思って無かったよ」
 雅春の言葉に、理子は閉じていた目を開けて、顔を赤らめて
雅春の方を見た。
「もう、許して。お願い・・・」
 切なげな目と声で理子は訴えて来た。
 そんな理子の頭を優しく撫でる。
「気持ち良いのに、もう止めるのかい?まだ俺は君の中に
入ってないって言うのに」
「なかなか入って来ない、先生が悪いのよ」
 小さい声で理子がそう言った。
 雅春は指を入れ、激しく掻きまわした。理子が大きな声を上げる。
「先生の意地悪・・・」
 理子は切なそうに言った。
「君が俺を責めるような事を言うからさ。今は俺が主導権を
握っている事を忘れちゃいけないよ」
「先生・・・、お願い。お願いだから」
 理子が縋るように雅春に言った。こんな目を見るのは初めてだ。
 そんな理子を見て、雅春はたまらなくなった。
激しい感情に揺さぶられて、指を抜くと理子の中へと侵入した。
理子の中は最初から吸いついて来た。既に十分過ぎる程に
潤い熱しているそこは、雅春のものを捉えて離そうとしない。
雅春はすぐにイキそうな感覚を覚えたが必死に堪えた。
 理子の様子を見ると、多分今日はイクような気がした。激しく
苛(さいな)まれ、愛撫の状態で既に小さく何度もイッている。
眉根を寄せ、睫毛を震わせ、唇を微かに開き、甘い吐息と共に
艶めく声を上げ、白い喉を鳴らし、豊かな胸を揺らして、
理子は恍惚としていた。
 今まで感じた事のない、大きな波が襲って来るのを感じた。
理子が大きく震えだす。激しい声を上げ出した。
「せんせぃ・・・、わたし・・・!」
 と言った後、ひと際大きな声をあげて仰け反った。
 雅春は、理子と呼吸を合わせて絶頂を迎えた。
 最高の瞬間だった。

 理子の髪や体を優しく撫でる雅春のぬくもりが、とても心地良かった。
 顔を左に向けると、雅春が理子の黒髪を掬(すく)って口づけている。
その様がとても悩ましい。
 雅春は理子の目を見て優しく微笑んだ。理子もそれに微笑み返す。
 激しく狂おしい時間が過ぎ、今はゆったりとした時間である。
理子はまだ完全に戻れずに、余韻の中に漂っていた。
 そんな理子の頬に、雅春は優しく口づけた。そして、耳元でそっと
「愛してる」と囁いた。理子は軽く目を閉じて小さく頷いた。まだ、
息が上がって喋れない。それ程に、激しかった。物凄い脱力だ。
全てのエネルギーを使い果たしてしまったような、グッタリした
感じがする。戻ってくるまでに、かなり時間がかかりそうだ。
 好きにして、とは言ったが、愛撫だけで、あんなに執拗に
攻められるとは思っていなかった。確かに普段からしつこいが、
それにしても思いきり恥ずかしい姿態を強いられて、理子は
思い出すだけでも顔が赤くなってくる。
 今日の雅春はとても厭らしかった。厭らしい姿態を強い、
厭らしい言葉を浴びせ、理子の欲情を煽(あお)った。
昨夜の交わりは、術後と言う事もあったせいか、久しぶりだった
割には優しく抑えたセックスだったと言える。だが今日は、
理子の言葉に挑発されたのか、それとも色々な事を話して色んな
感情が溢れて来たのか、これまでの二人の中で一番執拗で
激しいものだった。
 雅春の細い指先が、理子のピンクの蕾を摘まんで引っ張った。
「あん・・・」
 思わず声が出る。だが掠れていた。
「理子。君を愛してる。君が可愛くて愛しくてたまらないよ。
自分では気付かずにいたが、初めて会った時から君に惹かれて
いたんだ。色々と思い出した事がある。例えば、最初のロング
ホームルームの時の事だ。女子達の長い、くだらない自己紹介を、
俺は全くと言っていい程、聞いていなかった。興味が無かったからね。
君の番まで来て、ああ、これでやっと終わるとホッとした。
君の自己紹介は短かった。『吉住理子です。趣味は読書で、
好きな科目は現国です』。何故か君の自己紹介だけ覚えてた。
他の誰も覚えていないのに」
雅春の言葉に理子は微笑んだ。胸の奥が温まるような話しだ。
「音楽準備室で、初めて出会った時、『お前』って呼ばれて
怒った君に、俺は『理子』って呼んだだろう。あの時既に、
俺の頭の中では君は『吉住』じゃなくて『理子』だったんだ。
出席や授業では名字で呼んでいるって言うのにな」
「先生・・・」
 理子は掠れた小さな声で雅春を呼んだ。
「ん?どうした?」
「私、とっても嬉しい。言葉では現せないほど・・・」
 雅春は微笑んだ。幸せそうな微笑みだった。
「俺も嬉しいよ。こうしてここで君と過ごせる事が。君を愛し、
君に愛されている事が」
 そう言って、雅春は理子の体に指を這わす。理子は小さい声を上げた。
「こんな事を君に言うのもなんだけど、君ほど綺麗な体は
見た事が無いよ」
「本当に?」
「本当だ。こんな事で嘘をついてもしょうがないだろう?何より、
肌が綺麗だ。とても白くて色つやはいいし、肌触りは最高だ」
「いつかはくすんで、カサカサになりますよ」 
 理子が笑ってそう言った。
「年よりになればね。でも君は、多分かなり高齢になるまで綺麗な
ままだと思うな」
「そんな風に言われると、却ってプレッシャーに感じるんですけど」
 雅春は笑う。
「大丈夫。もしそうでなかったとしても、俺の気持ちは
変わらないから。愛しているのは体じゃなくて、君の全てなんだから」
 理子が雅春の首に手を回して抱きついて来た。そして、
「ありがとう」と言った。そんな理子の身体を優しく抱きしめる。
それだけで再び欲情してきた。
「傷の方は大丈夫か?痛くないか?」
 雅春の問いかけに、理子は「大丈夫」と答えた。
「そうか。それなら良かった。安心したよ。ところで、どうだった。
気持ち良かったろ」
 理子は黙って頷いた。恥じらっている。そういう所は相変わらずだ。
あれだけの事をしながら、変わらずに恥ずかしがり屋だ。雅春は
理子の腕を離して、理子の顔を見る。頬を赤く染めていた。
「君は、途中で止めようとした俺の手を、押さえつけたよな。
やめないでって」
 雅春の言葉に、理子は顔を背ける。そんな理子が可愛くて、
尚も苛めたくなった。
「君が、もっとやって欲しいってせがむとはな。すっかり、
女になってたな」
 雅春はそう言って笑った。
 理子は、雅春が自分を苛めて楽しんでいるのを感じた。
「先生・・・、もう私をそんなに苛めないで」
 理子は思いきり甘えた声を出して言った。
「君が、あまりに可愛いからさ。だから、苛めたくなるんだ」
「サディスティックなのね・・・」
「君だって、苛められて歓んでたじゃないか。また見たいな。
歓んでいる君を」
 雅春が熱い目を向けてそう言った。その眼差しを受けて、
理子の体は熱くなった。
「今度はもっと、じっくりと苛めたい」
 低い色っぽい声で雅春に言われて、理子の体が疼いた。
胸がキュンとする。
「やっと戻って来たみたいだから、またイカせてあげるよ」
 雅春はそう言うと、理子の口を塞いだ。
 雅春の舌が、ゆっくりと理子の唇を舐める。その舐め方がひどく
艶めかしくて、理子は狂おしい気持ちになってきた。
 大きな手が、ゆっくりと理子の乳房を揉む。親指と人差し指で、
両方の先端を同時に挟まれ、理子は大きく喘いだ。理子の唇は
雅春に塞がれたままで、口の中では舌が巧みに理子の舌を弄んでいた。
「理子・・・。こうして俺の下で喘いで悶えている君は、
凄く悩ましいよ」
 雅春はうっとりしたような表情で、そう言った。
 こうして再び、激しく熱い時間が再開されたのだった。


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~ Comment ~

Re: 「理子は思いきり甘えた声を出して言った。」>misia2009様 

misia2009様

おほほほ……^^

理子は時々、こういう事するんですよ。わざと。
第一部でも、思い切り甘えた声で言った事に対して、
「そんな声を出しても無駄だよ」と先生に言われたシーンが
あるのですが、長過ぎて記憶の渦に埋もれてる事と思いますw

まぁ、無駄な抵抗ですねぇ。

「理子は思いきり甘えた声を出して言った。」 

駆け引きを覚えましたね♪
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