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小説・クロスステッチ第2部 <完>
10.混 沌 ~ 13.愛 欲


クロスステッチ 第二部 13.愛 欲 04

2010.10.26  *Edit 

「俺も、君を好きだと自覚する前は、幾ら女と寝ても心が潤う事は
無かった。だが、君を好きだとはっきり自覚した瞬間、乾いた砂に
水が沁みて行くように、俺の心が潤いだしたのを感じた。俺の心を
潤す事ができるのは君だけだ。君も、同じなんだな」
「そうよ。同じよ。一生、それは変わらないと思う。先生と
結婚する事を決意したのも、私にはこの先も先生しかいないって
確信したからなのよ。本当は、ずっと自由でいたかったの。
誰にも縛られずに、自由に思いのまま生きたいって思ってた。
先生がいなかったら、私はきっと一生独身だったと思う。枝本君とか
志水君とかと恋愛する事はあっても、結婚はしなかったと思う。
私にとっては、結婚と言う行為は自分の人生を大きく左右する、
ものすごーく重要な事だから。家庭や男に縛られるのは真っ平。
心を通わす事はあっても、私は私だけのもの。誰のものでもない。
今でもそう思ってるのよ。先生以外でね」
 そう言って理子は笑った。明るい笑みだった。
「それなのに、いいのか?本当に」
「当たり前でしょ。志水君は多分、結婚しても私を縛らない人だと
思う。結婚してもお互いに好きな事をして、心を通い合わせさえ
すればいいって言ってた。そういうの、ちょっと惹かれるわね。
でも、私には先生でないと駄目なのよね。先生を好きになった時から、
既に私は先生のものになっちゃってるの。見えない鎖で繋がれて
るんじゃないかって思う。焼きもち妬きの先生には、うんざりした
時もあったけど、先生にだけは束縛されていたい。だから、お願い。
私を抱いて。先生のありったけの想いを私にぶつけて」
 雅春はそっと理子に触れた。理子は潤んだ瞳でジッと雅春を
見つめている。微かに頬を染めながら。
「本当にいいのか?」
 理子は頷いた。
「恥ずかしがり屋の君なのに、大胆な事を言うんだな」
 その言葉に、理子は恥ずかしそうに目を伏せた。その理子の顔に
手をやり、上へ向かす。
「君に頼まれたら、俺は嫌とは言えない」
 理子の耳元に口を寄せ、そう囁いた。
「先生の意地悪・・・」
 と、理子は小さな声で呟くように言った。
「わかってるじゃないか、そんな事は」
 雅春が囁く度に、理子は震える。息が耳にかかる事で感じて
いるのだろう。そんな理子の耳を、鼻先で擽(くすぐ)る。
理子は小さな声を洩らした。
 唇を周辺にそっと這わせた。唇の先で触れるか触れないかくらいの
タッチで何度も行き来する。理子の声が何度も洩れる。背中にある
ファスナーを下ろし、ワンピースを脱がした。ブラジャーと
ショーツだけになる。理子はされるままになっていた。
 こんな風に、理子の着衣を脱がすのが好きだ。ずっと女には自ら
脱いで貰っていた雅春だったが、理子だけは、自分の手で
脱がせたいと思うのだった。
 顔に這わせていた唇を、理子の唇に重ね合わせた。この可愛い唇に、
志水の唇が触れたのかと思うと、たまらなくなった。
二度と離さない。二度と誰にも触れさせない。
この唇も、この身体も、そして心も、全て俺のものだ。
「理子、立ってくれないか・・・」
 雅春の言葉に、理子は不思議そうな顔をした。
 さぁ、と雅春は理子を促して立たすと、窓に近いクローゼットの
前に立たせた。下着姿の理子は、所在なげにしている。
「先生・・・?」
 雅春は微笑むと、理子のブラジャーの肩ひもに指をかけた。
理子はビクッと身体を震わせた。肩ひもを下げ、手を後に回して
ホックを外し、ブラジャーをそっと取った。形の良い豊かな乳房が、
零れるように目の前に現れた。
 初めての時よりも、大きくなっていた。
最初から、見た目よりも豊かだと思っていたが、更に成長
したのだろう。だが、その先端にある蕾は、胸の豊かさに
反して相変わらず小さくて可愛らしい。色も変わらず
薄ピンクで綺麗だ。
 多くの女を見て来たが、ここの小さい女はあまりいなかったように
思う。もう19歳だ。雅春と何度も交わっている。既に固い蕾では
無い。大抵の女の乳房は、大きさに関係なく先端は主張していた。
だが理子のは主張していない感じだ。薄ピンクの乳輪の先端に
心細げに存在しているような、そんな印象を受ける。
感じて立ってきても、小粒で可愛らしい。
 雅春は、指をショーツにかけた。理子の震えがさっきよりも
大きくなった。顔を紅く染めている。首まで紅くなっていた。
そんな理子が愛しくて、そっと唇にキスをした。それから雅春は
理子の前に跪(ひざまず)き、緩やかにショーツを下ろして外した。
 顔を上げると、理子の秘部が目に飛び込んで来た。白い丘を
覆っていたものが今は無かった。手術の為に剃られたからだ。
真っ白なそこが、恥ずかしそうで頼りなげな様子だ。
 雅春は、ベッドの縁に腰かけて理子の裸体を見つめた。
理子が恥ずかしそうに胸に手をやったので、ちゃんと見せるように
命じた。
「先生、あまり見つめないで。恥ずかしいから・・・」
 真っ赤になって消え入るような声で訴える理子に、
雅春は微笑みかけた。
「駄目だよ。俺は君の綺麗な体をよく見たいんだ。ここ数カ月、
ずっと見る事が出来なかったんだ。この目に焼き付けたいよ」
 光を反射した白い体は、本当に美しかった。
 豊かな乳房。可愛い乳輪と蕾。くびれてきているウエストに、
胸と反比例した細めの腰。そして、頼りなげな白い丘。下腹部に
ある赤い小さな傷跡は、まだ生々しくて痛々しい。理子の体は
とても白いから、そこの赤さはとても目立つ。
 全体的に、別れる前より一回り細くなっている感じだ。入院時は
これよりもまだ細くて、壊れそうな感じがした。元々、肉付きが
良かったわけではない。健康的な中肉と言った感じだった。
妊娠騒動の時に既にそれよりも痩せていたので、その前と
比較すると二回り近く痩せている。
 雅春は立ちあがると、理子の前に立った。
「理子。ペンダントとブレスレットはどこにある?」
 理子に問いかけた。初めて彼女を抱いた時から、ずっとそこに
あるべきものが無い。
 雅春の問いかけに、理子は俯いて「ドレッサーの引き出しに」
と答えた。
 雅春はドレッサーの前に行くと、引き出しを開けた。すぐ目立つ
場所に、それらは有った。それを手に取り、再び理子の前に立つ。
「先生、ごめんなさい・・・」
 理子は震える声でそう言った。
「もう、いいさ。それより、今度こそ、二度と外さないでくれ」
 そう言って、まずはペンダントを付け、それから手を取って
ブレスレットをはめた。そして、理子の唇に口づけた。吸い、
舐め、舌を入れた。舌と唾液が絡み合う。激しく貪りながら、
乳房を掴んだ。小さな先が途端に固くなってきた。
 雅春は唇を外すと、理子の前に跪き、両方の乳房を激しく
揉みながら、片方を口に含んだ。乳輪ごと、先端をしゃぶる。
理子の声が大きくなった。口を外し、今度は反対側の乳房を
しゃぶった。そして舌で何度も舐めあげた。固くなった蕾を
舌に感じ、興奮した。
「せんせい・・・、わたし・・・」
 理子が切なげな声で訴えている。この態勢が厳しいのだろう。
全身を震わせている。
 雅春は揉んでいた手を離すと、理子をそっと抱きあげて、
ベッドの上に横たえた。そして、自分の服を脱いで全裸になった。
理子は恥ずかしそうに横を向いている。その首すじにたまらなく
色気を感じ、覆いかぶさるとそこへ舌を這わせた。
 理子が切ない声を洩らす。
 雅春は、一端理子から離れると、体を下へ移動した。下腹部の
傷に目を止めて、そこへそっと唇を当てる。一生消えない傷。
申し訳無い気持ちで一杯になる。
「先生・・・」
「理子、ごめんな。君の綺麗な体に、消えない傷を付けてしまった」
 理子は首を振った。
「それは私の罪だから。先生を拒否して傷つけた私への罰。
だから先生は気にしないで」
 理子の優しい言葉に、雅春は微笑んだ。
「気にするなって言われても、気になるよ。この傷は、俺達二人への
戒めの印なのかもしれないな」
 そう言って、再びそこへ口づけた。
「君を愛してるよ。君のすべてを」
 雅春はそう言うと、理子の足を開き、太腿の内側に唇を寄せて
這わせた。舌で舐めながら、徐々に付け根へと向かってゆく。
理子は打ち震えていた。
 とても艶やかですべすべとした感触が気持ち良い。足の間に
体全体を入れて、真っ白な内腿に時には歯を立てながら進んで行った。
 やがて、目的の地へと到達する。雅春が舌で大きく舐めると、
理子は大きな声をあげた。舌先を尖らせて、指で触るように舌先で
弄んだ。その度に理子の切ない声があがる。時に小刻みに、
時に大きく、時に鋭く、時に柔らかく、変化をつけて攻める。
理子は全身を震わせて、何度もいやいやをしながら悶えていた。
 そんな理子の姿を目にして雅春は喜悦する。少女だった理子が
女になっている。雅春の愛撫に体を震わせて歓んでいる。
恥ずかしがりながらも、雅春のなすがままになっている。
 雅春の激しい攻めに、理子の腰が振れて来た。一旦、止める。
理子の息は荒かった。
「大丈夫かい?」
 低くて優しい声が理子の頭の中にこだまする。
「いじわる・・・」
 かろうじて、そう言った。
「傷の方はどう?痛くないか?」
 雅春の優しい言葉に、理子は頷いた。
「もし痛い事があったら、言ってくれ。いいな?」
 理子は消え入るような小さな声で「はい」と返事をした。
「じゃぁ、再開するかな」
 そう言って、雅春はいたずら小僧のような笑みを浮かべた。
「先生?」
 理子はビクリとした。
「もしかして、怖い?」
 理子は首を振った。
「あなたの好きにして、って言ったから、今日はちょっと過激に
なるかもしれない。だから、君は今日はイクかもしれないよ」
 雅春の瞳が妖しく笑った。
「怖がらなくても大丈夫。安心して心を解放すればいい。俺は、
君が不安に思うような酷い事はしないよ」 
「でも・・・」
「大丈夫。何をされても、素直に受け入れるんだ。セックスの
時だけは、天の邪鬼は捨てる事。俺にされるままになっている事。
いいね」
 雅春の言葉に理子は震えた。雅春はそんな理子を見て笑った。
恐れ戦いている様が可愛くて愛しい。全てを自分の前に
曝(さら)け出させたくなる。

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