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雑 記
雑記02


私の読書歴

2010.10.22  *Edit 

大層なタイトルですが……。

字を覚えるのが、大変早かったらしいです。母が言うには。

教育ママなお方なものですから、小学校に入学した頃から

毎月、世界童話全集なるものを取っていました。

アンデルセンやイソップや日本の民話など、有名どころの

お話しが満載でしたが、絵が西洋チックな水彩画で、

私の好みではありませんでした。

お話しも、実はあまり好きじゃなかったんですよね。

イソップはあまりにも変わっていて、意味不明。

何を言いたいのかさっぱり分からなくて、面白いのか

つまらないのかさえ分かりませんでした。

アンデルセンは微妙。

好きだったのは人魚姫だったけど、最後に水の泡になって

しまうのがあまりにも悲し過ぎて嫌でした。

大人になって、つくづく思うのですが、どうもお話しの中に

多少なりともロマンスの香りが無いものは好きじゃないようです。

テレビっ子だったのですが、「ひょっこりひょうたん島」が好きでした。

マシンガンダンディが非常にカッコ良く、もしかしたら

この人が私の初恋かもしれません。

幼心に、先生とラブラブになんないかな、なんて思ってたのですから、

おませさん、だったんですね。

で、憧れとは別に、メガネのハカセが好みでした。

そう言えば、ダンディさんもサングラス掛けてるし、すでに

幼少期からメガネフェチだった模様……。

で、世界童話全集ですが、3年くらい取って、全部揃わないうちに

やめてしまったように思います。記憶は定かではないですが、

段々、魅力を感じなくなって。

以来、小学生時代は、読書は好きじゃなかったのです。

夏休みの読書感想文も、それはもう苦痛でした。

そもそも、学校指定図書。これが、まぁ、とにかく面白くなくて、

全部読めないんですよね。

月に1,2回、読書の時間が学校であったのですが、これも苦痛でした。

学校の図書室に読みたい本が無い。

仲良しの友達は本好きで、それはもう、随分と読んでました。

でもね。

とにかく、面白くないの。

「赤毛のアン」なんて、だたのソバカスブスのお転婆な女の子って

だけじゃない。

「怪盗ルパン」や「名探偵ホームズ」なんて、どこが面白いの?

当時、友達が夢中になって読んでましたが、私にはその面白みが

全くわからず。

「秘密の花園」とか「アルプスの少女」とか「フランダースの犬」とか

「小公子」、「小公女」など、テレビアニメで見るまでは、

その魅力わからず。

何故、これらの名作を、つまらないと思ったのか。

実は、「赤毛のアン」は高校生になってからはまりまして、

シリーズ全作、買ってしまいました。

小学生時代につまらないと思ったのは、翻訳のせいだったのですね。

子供向けに平易な文章の上に、長い話しをみじかくまとめてる

ものだから、アンに関しては、アンの魅力が全く伝わって来なくって、

どうして、こんな癇癪持ちの、お転婆娘の話しが面白いのかって

疑問に思うような内容だったのです。

これは、「怪盗ルパン」にも同じ事が言えまして、これも高校生に

なってから、はまりました。

ルパンは、新潮社と創元社の2社で出していて、私が好きになったのは、

新潮社の堀口大学先生訳のシリーズ全10巻。

買ってしまいました……(^_^;)

勿論、創元社の方も後年、新潮社版と被っていない話しだけ買いましたが、

フランス文学者である堀口先生の翻訳は、それはもう、格調高いと言うか、

品が有るんですよ、全体的に。

こちらを先に読んだから夢中になったと言えると思います。

それに比べて、創元社の翻訳の方は物足りません。

外国の作品は、本当に翻訳が物を言いますね。同じ作品でも、受ける印象が

随分と違います。だからこそ、選ぶのが難しいです。

まぁ、そういう訳で、小学生時代は読書大嫌いでしたが、唯一、

これならまぁまぁ読めるかなって本が、伝記でした。

過去の偉人の伝記。なかなか面白かったです。この時代、別に

歴史好きでもなんでも無かったのですが、矢張り、こういうのを

好むって所が片鱗を覗かせてますかね?

そんな私が衝撃を受けて、読書に興味を持たせた本が、

村上龍の芥川賞作品「限りなく透明に近いブルー」でした。

小学校6年生だったと思います。

いつも遊びに行く児童館の図書室に、たまたま置いてあって、

タイトルに惹かれて借りて読んだのです。

はっきり言って、タイトルと中身に共通点は見いだせません。

子供が読むような本ではありません。

大変、衝撃的でした。

ですが、大人の本こそ面白いと、これを読んで思ったのでした。

今までの、子供向けの本は全て私には退屈で苦痛だったけれど、

大人が読む本は、こんなに魅力的なのか!

そして走ったのが、青春小説でした。

あはは。どこが大人の小説やねん(^_^;)

中学生の1,2年時には、はまりました。

とにかく、えっちなんですよ。

でも、ティーン向けだから、際どくはありません。

この青春小説の中で、特に私が好きだったのが、富島健夫先生の

作品でした。それはもう、夢中になって読みましたね。

高校生の恋愛小説ですが、登場する高校生たちは、それはそれは

大人っぽくていいのです。

富島先生自身が、すでにそれなりのご年齢だったし、平素

書かれているものは、官能っぽくてですね。

そういう先生が、ティーン向けに書かれた青春小説なものですから、

真面目で爽やかな高校生の、清潔感溢れる性への憧れが

現実とない交ぜになりながら上手に描かれていて、それはもう、

痺れました。

感受性の一番強い時に読み漁っていたからだと思うのですが、

自分の文体や文章の表現の仕方などが、富島先生に随分と

影響を受けている気がします。

他の青春小説は、殆ど読んでません。2,3読んでは見たものの、

物足りなく思ったのですね。やっぱり私って、おませ(^_^;)

富島先生の本を読み尽くした後、何を読んでいたのかイマイチ

思い出せないのですが、完全に読書にはまったのは高校に入学して

間もなくです。

学校の図書室の本を読みまくりました。

図書カードがどんどん増えて行って、2枚目以降、セロテープで

繋げて蛇腹のように増えて行くのが、それはもう嬉しくて。

最初に制覇したのは文庫棚。

そして、文庫を制覇し終えると、分厚い装丁の主に全集類などへと移行。

ついつい、きりが良いところまでと思って読んでいるうちに、夜が明けて

しまったのは、谷崎純一郎の「細雪」でした。

明治・大正・昭和戦前の小説の殆どを、高二までに読み尽くしました。

この時期は、この時代の小説が大好きで、現代小説は殆ど読んでません。

戦後の作品で、初めて好きになった作家が立原正秋。日系韓国人です。

この人の後半の小説は非常に耽美的でうっとりします。

まだ読まれた事の無い方にはお勧めです。

前半の作品は、自身の出自の問題もあって、血にまつわる暗い、破滅的な

話しが多いのですが、こちらも好きです。後半は、それらが昇華され、

暗さを秘めつつも美しいお話しの作りになっていて、凄くいいです。

また、性描写が良いのですよ。

私みたいに、ダイレクトでストレートでは全然無く、抽象的でありながら、

とても官能的でもあるのです。読者の想像力をかきたてて、

感じさせるのです。

高校時代は、歴史小説も山ほど読みました。

中学生の頃から歴史好きになりましたが、入れ込んだのは、高校の

後半くらいから。

戦前の小説を読み尽くし、いよいよ本格的に歴史小説を貪り

始めたって感じでしょうか。

一番最初にはまったのは、幕末です。新撰組ですね。

これは、マンガやドラマの影響も大きいのですが。

だからか、未だに尊王攘夷派を好きになれずにいます。

司馬遼太郎の「飛ぶが如く」だって読んだし、他にも色々、

尊王攘夷側の小説も読みましたけどね。

何故か、共鳴しないんですよね~。

でまぁ、一通り読むと、今度は戦国。

英雄三傑は、当然の事ながら何作も読みました。

圧巻は、山岡荘八の「徳川家康」文庫全26巻。

読みましたよ~。長いのに、夢中になりました。

あと長いって言えば、吉川英治の「新・平家物語」文庫全16巻。

これは、とても読み応えがありました。面白かったけど、

途中、辛くもありました。

まぁ、戦国も読み尽くし、他の時代へと興味は移り、

最終的に行きつく所は古代です。

こうやって、歴史小説は変遷して行ったのですが、

ポピュラーな戦国・幕末に夢中になってから、早、ン十年。

段々、記憶も薄れて来まして、詳細な部分を思い出せなかったりします。

合戦の名前など、既にこんがらがっております。

なんせ、多くの武将の色んな合戦を読んだので、えっと、あの合戦は、

いつ、誰と誰がどういう目的で戦ったんだっけ?なんて……。

勿論、あまりにも有名な合戦に関しては、まだ大丈夫なのですが。。。。

最近の作家さんの、新しい観点から描かれた小説が面白いみたいで、

また幕末や戦国物を少しは読んだりしています。

矢張り小説の魅力は、人物ですね。

お話しにも惹きこまれますが、矢張り、話しに関しては、出つくした感が

あります。面白いお話しでも、登場人物に共鳴できないと、楽しくないし。

さて、日本の歴史小説しか興味が無いわけではなく、世界史も大好きで、

ヨーロッパの歴史物も、あれこれと読みまくりました。

学術的な本も、歴史的事項や歴史の流れを掴みたくて、随分読みました。

我ながら知的好奇心が旺盛だと思います。

知識の量に比例して、脂肪も増えているような気が……(^_^;)

とにかく、時間さえあれば、読んでましたね。

学生時代もお勤め中も、休み時間はいつも読書。電車通勤している時は

長い電車の乗車時間だったので、行きも帰りも読書。

帰宅してからも、食事とお風呂以外は読書。

家の近くに就職して、マイカー通勤になった時、すごく楽な反面、

本が読めなくなったのが悲しかったです。

もう、ずっと、バックの中には必ず文庫本が入っています。

ふと時間が空いた時に読むのですが、本が無いと落ち着きません。

京極夏彦にはまった時、彼の本は大層分厚いので、これが1冊

入っているだけで、バックが非常に重たくなるんです。

でも、彼の本に限らず、基本、分厚い長編が大好きです。

短編は苦手。

あっと言う間に読めてしまうのが、非常に物足りないのです。

もっと、背景を知りたい。人物を知りたい

どっぷりと、その世界に浸りたい。

そんな思いを満たしてくれるのは、矢張り長編小説です。

そして、終焉に近づいてくると、もうすぐお別れしなければ

ならないことが寂しくて悲しくて……。

あ~、この人達ともっと一緒にいたい……。

そう思わせてくれる作品に出会う事を求めて、日々生きています。


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~ Comment ~

Re: NoTitle>lime様 

limeさん♪

こだわり、なのでしょうか。単につまらなかったから読めなかったんですよね。
どうも、子供なのに子供向けのお話が好みじゃなかったようです。

一貫して言えるのは、ジャンルのこだわりは無くて、ただ、自分が
面白いと思うか否か、なんですよね。歴史が好きなので歴史小説に偏っては
いますが、ミステリーもサスペンスもハードボイルドも、面白そうと
思えば読みます。ホラーも興味を引くお話なら読みますし…。

色んなジャンルを読んでて思うのは、映画もなんですけど、
自分が好まないジャンルでも、自分が面白いと思える作品があるって
事ですね。だからジャンルだけで判断して手を付けないのは、ちょっと
残念な気が……。

谷崎潤一郎は面白いですよ。「細雪」以外でも色々読みました。
機会があったら、是非挑戦してみて下さい^^

NoTitle 

narinariさんは、子供の頃からすごくこだわりをもって読書に臨んでたんですね。今でも、そのこだわりがしっかり生きてるような気がします。
今でこそ私はジャンルにこだわりますが、小学生の頃はとにかく活字中毒で、学校の図書館の本は、ほぼ読みつくしたと言ってもいいかもしれません。とにかく読み漁りました。

そのうえで、自分の好きなジャンルを見つけたのかもしれません。
・・・けっきょくミステリー、サスペンス、ハードボイルドなのですが・笑

今は逆に、好きではないジャンルには一切手をつけません。
年をとって、偏屈になっちゃいました。

「文学もの」はほとんど読んだことがないのですが、谷崎純一郎はいつか読みたいと思っています。耽美な、官能的な文体に興味をひかれます。
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