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小説・クロスステッチ第1部 <完>
第1章 花が咲く~第8章 刻印


クロスステッチ 第1部第6章 色づく時 第1回

2010.03.01  *Edit 

 修学旅行から一週間が過ぎた。
 学校では中間テストが始まっていた。この時期の中間テストは
2年生にとっては非常に厳しい。文化祭だけでも忙しかったのに、
それが終わって息をつく暇もなく修学旅行、そして、間もなくテストだ。
勉強時間が不足する。
 中間テストの寸前に、歴史研究部の発足が承認されたと知らされた。
だが活動は中間テストが終わってからだ。
 理子は修学旅行から戻ってきてから、猛勉強した。修学旅行での
増山との一連の出来事を反芻して色々考えたかったが、取り敢えず止めた。
とにかく今自分が一番にやらなければならないのは勉強だ。東大を
受ける以上、のんびりしているわけにはいかない。そうでなくても
行事続きで捗(はかど)っていない。
 あれから。
 あの、増山との京都の夜以来、増山との何気ない一瞬の視線の
交差が多くなった気がした。本当に一瞬なのだが、以前にも増して、合うのだ。
 理子はこれまで、極力自分から増山と目が合わないようにしてきた。
増山の顔を見る時はいつも盗み見るようにして、目が合いそうになると
すぐに視線を外す。まともに見るのは歴史の授業の時だけだ。それなのに、
何故こうも視線が合うのだろう。理由はわからない。
 だが、その度に胸が高鳴り、気が散るのは確かだった。


 朝霧の中間テストはいつも2日間しかない。すぐに終わるが、
付け焼刃が難しくもある。今回、数学はともかく、化学が厳しいと感じた。
聞きに行っている時間もあまり無かった。それに、化学式がなかなか
覚えられない。この際、中間テストは仕方が無い。この後、挽回するしか
ないと理子は思った。
 テスト終了後、初めての歴研の集まりがあった。理子はその日は茶道部の
部活の日だったが、休んだ。ゆきも美輝も同様だ。部室は社会科準備室。
 この日は初日と言う事で、全員が参加。増山もやってきた。こんな風に、
少人数の中で増山と接するのは初めてだ。なんだか緊張する。
 それぞれが自己紹介をした。男子は大体殆どが戦国か幕末好きに分かれた。
激動の時代だから面白く思うのだろう。それに、戦いばかりで血が騒ぐのだろうか。
理子は最近では、戦国にはあまり興味がない。最初は理子も戦国から入った。
時代の変化が激しく、魅力的な人物も多い。だが、殆どの武将や出来事を知ったら、
他の時代に興味が移ってしまった。
 幕末についても同じだ。ただ新撰組への情熱はまだ薄れていない。
 理子が今一番興味があるのは、古代から平安、鎌倉初期だろう。
 古代に関しては殆ど謎だらけだけに、興味は最大だ。だが、
残された資料が少なすぎて、これからの発掘調査に依存している部分が
多く、今の段階では、どんなに勉強しても、結果はどこまでも推測の
域を出ない。だからこそ、推測する楽しみがあるし、色んな人間の色んな
解釈に興味が引かれるのだった。
 歴研の初日は、みんなで好き勝手に、話の流れに任せて談義した。
ゆきは小泉の為に入部したので、歴史の事には疎いが、皆の話しを熱心に
聞いていた。美輝は歴史が得意なわけではないが、読書家なので、ゆきよりは
見識があり、時々質問をしたりしていた。
 終わるころになって、部長と副部長を決める事になり、部長は枝本に
決まった。創部の一番の功労者だから当然だろう。
 「副部長には、吉住さんはどうかな」
 と、茂木が理子を推薦した。
 理子が困った顔をしたら、増山が
 「吉住はダメだ」
 と言った。
 その言葉にみんなが驚いた。
 「なぜです?吉住さんほど、歴史に精通した人はいないじゃ
ないですか。是非、彼女にも中心者として、みんなをリードして
もらいたいです」
 「吉住は他に2つも部活に入ってる。それだけでも大変なのに、
更に歴研が増えて、その上副部長なんて務まるか?」
 「でも、副ですよ」
 「ダメだ。彼女の負担も少しは考えてやれ。お前ら、姫とか
呼んでるようだが、姫なら尚更大事にしろ」
 理子は増山の言葉に胸が熱くなった。こんな風に言ってくれるなんて。
 「先生の言う事も確かに一理あると思いますが、一応本人にも
聞いてみましょうよ。吉住さんはどう?」
 枝本がそう言った。
 「ごめんなさい。私は辞退したいです。先生が言うように、
大変過ぎて、とても副部長なんて無理・・・」
 理子のその言葉に、みんなは従った。本人がそう言うのだから
仕方が無い。副部長は耕介に決まった。

 その晩。
 増山からメールが来た。修学旅行以来で久しぶりだ。胸がときめく。

  “今日は御苦労さん。お前も何かと大変だな。
   ところで、俺の友人の主催で、平安王朝展を
   上野の東京美術館でやっている。
   チケットを二枚もらった。
   今度の日曜日、一緒に行かないか?”

 ええーっ!?
 思いも寄らない言葉に、驚愕した。
 心臓が早鐘のように鳴り響いている。
 “一緒に行かないか”に視線が集中する。その言葉が理子の頭の中を
駆け巡り、こだました。携帯を握りしめている手が震えた。
 信じられない思いで何度も読み返す。何度読み返しても、文面は同じだ。
同じではあるが、本当に誘われているのかと疑いの心が生じて来てしまう。
短くて簡潔な文章にも関わらず、誤読しているのではないかと思えてならない。
 これが本当なら、一緒に行きたい。凄く嬉しい。
 でも、どうして?
 増山の言動には、毎回、どうして?の思いが付きまとう。
 どうして私を誘うの?彼女がいるじゃない。友達だっているだろうに・・・。
 本当に、先生かな?
 そう思って、送信者名を確認する。
 間違いない。
 こんな事をいつまでも思っていてもしょうがない。いずれにせよ、
返事はしなければならないだろう。一緒に行こうって言われたんだから、
一緒に行けばいいんだ。何をぐだぐだと考える必要がある。
 理子はネットで平安王朝展を調べてみた。今回の展示は豪華だった。
凄く興味が湧く。それだけでも是非行きたいと思い、意を決して返信した。

  “平安王朝展、とても充実した内容のようですね。
   是非、見たいのでご一緒させて下さい”

 何か理由づけをしないと、恥ずかしくて一緒に行きたいとは言えなかった。
 増山から再びメールが来た。

  “では、午後1時に、お前の家の近くにある
   栗山高校の校門前まで車で迎えに行くから”

 とあった。上野まで車で行くのか。先生の車に乗る?考えただけで
興奮する。だが、増山は目立つので、電車で二人一緒にと言うわけにも
いかないのかもしれない。
 その晩理子は、胸が高鳴ってなかなか寝付けなかった。
“一緒に行かないか”の言葉が、すぐに浮かんできてしまい、
その度に興奮するのだ。
 翌日からは、どんな顔をして増山と会えばいいのか、困惑した。
増山の様子はいつもと全く変わらない。理子は普段からポーカーフェイスが
得意なので、自分ではいつも通りに平然を装っているつもりだったが、
実際のところ、顔に出ていやしないかと不安だった。心は滾(たぎ)っている。
 そんな中、中間テストの結果が次々に戻ってきた。思っていたより
結果は良くて安堵した。相変わらず、歴史、現国、リーダーは満点である。
他の科目も、化学以外は一学期の期末並みの結果だった。化学だけは少し
下がった。勉強時間が少なかったので、これは仕方が無い。覚えきれなかったのだ。
 「理子、お前すげーなー」
 と耕介が言った。
 さすがにこの二学期の中間テストは、みんな軒並み良くない結果
だったのだ。そんな中、クラスの中では理子だけが、前回の成績を維持したと
言える。理子自身は、もう少し上をいきたかった。それに、受験勉強の方は
捗っていない。それが自分でも残念だった。
 この週、理子は歴研の二回目の部活には参加しなかった。増山と
顔を合わせるのが躊躇(ためら)われたからだ。できれば増山との接触は
避けたかった。身近に接したら顔に出そうで怖かった。
 日本史の授業の時、増山の顔を見ながら色々考える。今回の事を、
どう受け止めたらいいのだろう。それに、修学旅行の時の、あのホテルの
庭での出来事。どう考えても、教師と生徒の範疇を超えているように
思えてならない。思い出すだけで心が震える。
 こうして、まともに増山の顔を見ていられるのは授業の時だけだ。
何て素敵な人なんだろう。皆が好きになるのも当然だ。顔立ちが整っている人は
他にも結構多いが、その中でもひと際カッコ良く見えるのは何故なのか。
この人と、今度の日曜日に二人で出掛けるんだ。車に乗って・・・。
そう思っただけで、息苦しくなってくるのだった。

 日曜日。
 理子は時間より少し早目に出た。5分しか待たないと言っていた
増山の言葉を覚えていたからだ。待ち合わせ場所へ出かけてゆくと、
黒のNSXが停まっていた。それを見た理子は驚いた。
 車好きの理子は特にスポーツカーには目が無い。家の車は平凡な
セダンなので、自分が免許を取得したら是非スポーツカーが欲しいと
思っていた。だがスポーツカーは価格が高い。就職してからでも、
すぐには買えないだろう。しかも、NSXなんて永遠に無理だと思える。
その車に先生が乗っているなんて。
 理子に気づいた増山が車から降りて来た。黒のサングラスをかけていて、
それがとてもよく似合っていた。それこそまるでロッカーみたいだ。
見惚れている理子の前に、車の助手席のドアが開けられた。
 「さぁ、乗って」
 増山が微笑んだ。それを見て、理子は赤面した。
 車に乗り込むと、車内の色々なものに目が行った。サスペンションに
ステアリング、計器、全てに胸が轟く。全てがカッコイイ。
 増山は理子が乗るとドアを閉め、運転席に乗り込んだ。
 「先生!先生どうしてNSXに?車好きなんですか?」
 急きこむように早口に捲し立てる理子に増山はたじろぎながら、
 「まぁ、車好きではあるけど、どうしたんだ?」
 と、不思議そうに理子を見た。
 「私も好きなんです!」
 理子は力いっぱい答えた。
 「えっ、そうなの?へえ~。お前って、やっぱり女の子っぽくないな」
 「えっ?どうしてですかぁ?」
 そんな事を言われるとは心外だ。
 「歴史と言い、車と言い、男が好きなものばかり好きじゃないか」
 確かにそうだ。
 そうして、理子は初めて自分の置かれている状況を改めて認識した。
 凄い車を見て、更にそれに乗ったせいで、すっかり忘れていた。
先生と二人きりで展示会を見に行くって事を。
 今日という日は一体どういう日なんだろう。
 何故先生は自分を誘ったのか?担任と受け持ちの生徒という立場で、
こうして2人きりで出かけて良いものなのだろうか?
 先生はどうして他の人と一緒に行かないの?
 なんで私なの?
 色んな疑問が次々と湧いてくる。
 理子は、先生と二人きりと言うことに改めて複雑な思いに襲われた。
 先生に誘われた。それはとても嬉しい事だった。天にも舞い上がる
気持ちだ。だが、相手が相手だけに単純には喜べない。単純に喜んで、
単純に舞い上がって、後で手痛いしっぺ返しが待っているのではないのか。
 沙耶華に言った、「生徒と恋愛する気はない」という言葉。
そして、腕を絡めていた綺麗な女性。
 好きになってはいけないと、理子はずっと自分の湧き上がりそうになる
気持ちを抑えてきた。
 それなのに、先生は近付いてくる。理子の心を支配しつつある。
 急に黙った理子に、増山が話しかけた。
 「理子はどうして車が好きなんだ?」
 「えっ?・・・えーっと、どうしてって言われても、好きなものは
好きなんです。子供の時から乗り物関係は好きでした。バスや電車も
一番前で運転してる様子を見るのが好きでしたし、飛行機のコックピット
なんかを見ると、なんか胸がときめきます」
 「へぇ~。ほんとに、男の子みたいだな」
 感心したように言う。
 「親は男の子が欲しかったそうですから、男っぽい女の子が
生まれたと言っています」
 「そうかぁ。親が言うくらいじゃ、相当だな」
 増山はそう言って笑った。
 「メカニックなものが好きなんです。車の計器も好きだし、
オーディオのイコライザーとか、見てるとすっごくワクワクするんですよ」
 「へぇ~」
 「アナログのラジオくらいなら作れますよ。テレビもブラウン管
だったら、ちょっとはいじれますし。あっ、そうだ。夏休みに
電気部でパソコンを作りました」
 「電気部?パソコン?なんでお前が電気部?」
 「小泉君が電気部なんですよ。それで、ゆきちゃんと二人で
遊びに来ないかって誘われて」
 「それで、行ったのか、電気部へ」
 「はい。親友の為です。行ったはいいけど、小泉君はギターの
弾き語りを始めるし、ゆきちゃんはそのそばで嬉しそうに体揺らしてるし、
もうすっかり二人の世界に入っちゃって、私馬鹿みたいでしたよ」
 「そう言えばあの二人は、修学旅行中も熱かったな」
 増山の言葉にドキッとした。
 「そうですね。それで、手持無沙汰にしていたら、電気部の
他の男子がパソコンを見せてくれて」
 と、その時の経過を話した。
 「へぇ~。つくづく驚くよな。それで理系が苦手で文系だなんて、
信じられないな」
 「そうですよね。自分でもわかりません。ただ自分で思うに、
あるレベルまではいけるんですけど、そこから先へはどうしても
進めない壁にぶち当たるんです」
 「壁か」
 「はい。限界とも言うのかな。自分で限界を作ってるのかも
しれないですけど、その先へどうしても進もうとするほどの情熱は
無いんです」
 「なるほど」
 車はスムーズに走っていた。車高の低い車の特徴として、路面を
しっかり走っている安定感がある。理子はワンボックスは苦手だった。
なんだかお尻が宙に浮いているような感じがして据わりが悪く
落ち着かない感じがする。深いシートに身を沈めている方が快い。
 「ところで、文化祭の時のお前の歌、凄く良かった」
 「えっ、何を今さら・・・」
 理子は赤くなった。恥ずかしい。
 「本当はもっと早く、直接言いたかったんだが、機会が無かったからな」
 「先生の姿を見つけた時、凄く恥ずかしかったです」
 「なんで恥ずかしがる?弾き語りもだが、凄く上手いのに。もっと自信を持て」
 そういう問題じゃないのに・・・。
 「お前の声は普段の声も高くて綺麗だし、歌う時も綺麗で魅力的だ。
歌の道へ進んでもいいのにな」
 「音楽は、結局のところ趣味です。それで身をたてられる程の才能は
無いですし。先生もそれは同じなんじゃないですか?」
 「そうだな。極めたいと言う点では、歴史が一番だよな」
 「ところで先生。お茶券、柳沢先生から買われたんですか?」
 気になることを聞いてみた。
 「ああ、そうだ。あの先生、職員室で売りまくっていた」
 と、増山は笑った。
 「それで先生は、どうしてあの回に?」
 「お前の番だったからだ」
 と、平然と答えた。石坂は照れながら言ったのに。
 矢張り、知ってて来たんだ。驚かないのは当然だった。だが理子は、
増山の言葉に胸が熱くなって、どう返事をしたらいいのかわからなかった。
黙っていたら、増山が言った。
 「お前の点てたお茶は美味かった。所作も流れがスムーズで美しかったし」
 「先生は、もしかして、お茶の嗜みがあるんですか?」
 「ああ、一応な。お前と同じ表千家だ」
 「やっぱりそうだったんですか。何の迷いもなく、淡々と
してらしたので、もしかしてと思ったんです」
 「見て無いようで、見てたんだな」
 と、増山が口の端を少し上げて笑った。
 「そんな事ないですよ。そんなに見てませんって」
 理子は慌てて弁解した。
 「お茶を点てている姿を見ると、その人間の人柄が何となくわかる」
 増山が言った。
 「そうなんですか?」
 「ああ。所作のひとつひとつに現れるんだよな、不思議と」
 そういうものなんだろうか?
 「お前は凄く、緊張していたな」
 「あらっ・・・・。そりゃぁ、先生が二人もいらしてたんですから、
緊張します」
 理子は赤面すると俯いた。
 「先生が二人?・・・ああ、そう言えば石坂先生も来てたな」
 「気付かなかったんですか?」
 「いや、忘れてた。石坂先生と言えば、確か修学旅行の時の初日
だったかな。お前とロビーで楽しそうに話していたな」
 「見てたんですか?」
 理子は全く気付かなかった。
 「たまたまな。談笑している二人を見て、何を楽しげに
話しているんだろうと思った」
 そうなんだ・・・。
 「石坂先生はいいよな。そうやって気軽にお前と話せる」
 「はぁ?」
 何を言っているんだ。
 「お前とは色々と話したい事がたくさんあった。だけど、石坂先生
みたいに、気軽にお前に話しかけたら、他の女子共が凄いだろう?
俺は別に構わないが、お前が酷い目に遭わされるのは可哀そうだしな」
 そうか。そういう意味か。先生も大変だ。私に限らず、誰かと
話したいと思っても、それが女子なら気軽にはできないと言う事か。
 「それで、どんな話をしてたんだ?」
 増山の質問に理子は躊躇した。教師と生徒の恋愛についてだなんて言えない。
 「たいした話じゃないですよ。文化祭の歌とお茶の事を褒めてくれてたんです」
 「そうか。あの先生も、両方来てたのか」
 「柳沢先生が、お手前の順番を見せてたそうですね」
 「ああ。俺はそれを見て理子の出番を知ったんだが、それじゃぁ、石坂先生も?」
 「はい。私を見に来たっておっしゃってました」
 「本人が、お前にそう言ったのか?」
 「はい。『君の番だったから』って」
 「うーん・・・・」
 「どうしたんですか?」
 「いや、何でも無い」
 増山の表情が僅かに厳しくなったような気がした。
 「先生?」
 「ああ、ごめん。お前のお茶、美味かった。お前のお手前には、
気配りが感じられたよ」
 「気配り?」
 「ああ。お茶の量、お湯の量、ちょうど良かった。温度もちょうど
良かったしな。それに、丁寧に点ててたな。美味しいお茶を出そうという
気遣いが伝わってくるお手前だった」
 あら、しっかり、伝わってる。増山に嗜みがあるからなんだろうか。
 「道具の扱いも丁寧だった。お前って天の邪鬼でひねくれてるが、
案外優しいんだな」
 そう言って笑った増山の顔に、理子は胸が高鳴った。

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