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小説・目覚めのセレナーデ
第四章・春は燦めき(最終章)


目覚めのセレナーデ 4-20

2015.12.09  *Edit 

「俺を愛してるから、それだけ傷つくんだ。それに、それが演奏に如実に出る。
こんなに分かりやすい女だとは思って無かった。嬉しいよ。俺、そんなにも
愛されてるんだな」
 芹歌は真田の腕の中で、ちょっと呆れた。思わず笑みがこぼれる。
「芹歌……。向こうの部屋へ行こう。ベッドルームに」
 低い声が耳元で囁いた言葉に、胸がキュッとして体に疼きを感じた。
「幸也さん……、でも……」
「俺、もう我慢できない」
 真田は芹歌をそのまま抱き上げて、ベッドルームまで運んだ。
「ちょっと、待って。そんな急に……」
 コンチェルトを2回も通してやって、汗もかいている。だが真田は芹歌の
そんな躊躇いにお構い無く、芹歌の服を脱がしにかかった。
「ゆ、幸也さん……、や……」
 真田の唇が重なる。貪るように舌を入れて絡めてきた。口の中で戯れて、弄ぶ。
「あっん……んっ……」
 執拗にキスを繰り返しながら、手が服をはぎ取っていく。真田の唇が顎から
首すじへと這い、肩先へと滑る。そこから腋を伝って胸へと到達すると、
その先端を甘噛みした。
「あぁ……ん」
 せつない声が洩れる。
「芹歌、……可愛いよ」
 真田はそう言いながら、舐めたり吸ったりして、その度に芹歌の体は内側か
ら引っ張られるような痺れを感じて、声をあげずにいられない。
 唇が胸から下に落ちて来た。臍の周辺を舐められてビクンとする。こんな所まで
感じるんだ……。そう思っていたら、足を広げられた。
「あ、や……、恥ずかしい……」
「芹歌、濡れて光ってるよ。とても綺麗だ……」
「いや……、ああぁん……んんッ……」
 真田の顔が埋められ、舌先で舐められた。
「あ、駄目……、やめて……、あぁんっ」
 物凄い快感が押し寄せてくる。思わず膝が閉じようとするが、真田の手が
それを許さなかった。内腿がヒクヒクしてくる。
「凄いよ、芹歌……。どんどん溢れて来る……」
 彼の吸う音が部屋に充満し、芹歌は恥ずかしくて身悶えた。
「気持ちいいだろう?……ん?……芹歌、答えて……」
「いや……、もう……」芹歌は首を振る。
 真田は舌先を尖らせて、捩じ込んで来た。
「んぁああ……んっ」
「ほら……、こんなに声を上げてるじゃないか。言ってごらん、気持ちいいって」
 真田はそう言いながら、芹歌を攻め立てる。芹歌はイヤイヤをするように頭を振った。
「どうして……言わない?俺を、愛してくれてるんじゃ、ないのか?」
 真田は体を起こすと、芹歌の全身を抱きしめた。耳朶を噛んではしゃぶりながら、
手で胸を揉んでいる。
「芹歌……、俺と体を重ね合うのはイヤか?俺の愛を受けるのがイヤなのか?」
 芹歌は震えながら真田を抱きしめた。
「そんな事……、無い。好きよ……。ただ、ちょっと……恥ずかしい、だけ……」
 真田の愛撫に興奮し、言葉が途切れ途切れになる。
「愛してる?」と問われて、何度も頷きながら「愛してる……」と言った。
「なら……、もっと素直になれ……。恥ずかしがらずに……」
 真田は指をあてて、そっと中心を擦った。その途端、ビクビクっとして
滴るほど潤ってきたのがわかった。
「ああぁん……」
「ほら、凄いよ。ちょっと触れただけで、こんなに……。なんて可愛いんだ……」
 指が動く度に、どんどん濡れて来る。それを真田が舌をあてて掬いあげてきた。
「あぁぁ……ん、、、や、あぁっ……」
「どうだ?気持ちいいだろう?……なぁ、芹歌……」
 舐めながら動く唇が当たって、一層気持ち良さが募った。
「あっ……」
 真田がいきなり止めて顔を上げた。
 膝を開いたまま、芹歌の顔を下から見ている。
「や……。どうして?」
「芹歌が言わないから……。気持ち良くないなら、止める。仕方ないから、
見るだけで我慢する……」
 そう言って、更に大きく足を広げる。
「いや……、やだ。そんなに見ないで。恥ずかしいし……」
「恥ずかしくなんか無いさ。とっても綺麗だよ。見てると食べたくなるが、我慢するよ」
 黒い瞳を妖しく光らせてジッと見ている顔つきが、芹歌の躰を疼かせて
熱いものが込み上げて溢れて来る。
「芹歌……、君のここは正直だよ。いいのかい?このままで。俺は凄く、舐めたい。
芹歌は舐めて欲しくないの?言ってくれないと、できないよ、俺……」
 もう、耐えられなかった。
「あ……っ、な、舐めて……。お願い……」
 恥ずかし過ぎて死にそうだ。やっとの思いで口にする。
「ああ、芹歌……、いい子だ……」
 真田は嬉しそうに顔を近づけて、音を立てて舐めだした。
「んんんっあぁうっ……」
「気持ちいい?」
「ん……、きもち、いぃ……あっんっ」
 指が入って来て、中を掻きまわされる。
「あああぁんんっ……、あぁっ!……」
 頭が朦朧としてきた。
「いや、いや……、あああっっ、だめぇ……」
 体がガクガクして、芹歌はイった。
 ぐったりとしている芹歌の体を抱きしめながら、真田はあちこちにキスして舐めまわす。
「芹歌、可愛いよ、とっても……。愛してる……」
 芹歌は真田の体にしがみついた。
「幸也さん……の、……意地悪……」
「困ったヤツだな。全く素直じゃない。……でも、そんな所も可愛くて好きだよ。
こんなに愛しく思うのは、お前だけだ……」
 真田の整った顔にジッと見つめられて、恥ずかしくなってくる。
「いや……、あんまり見つめないで……」
 思わず顔を横に向けると、顎を引き寄せられた。
「どうして。もっと恥ずかしい所も見せて貰ってるのに」
 カーッと顔が熱くなる。
「やだ、変な事言わないで」
「変じゃないさ。愛し合ってるんだから、当然じゃないか。お前だって、
もっと求めていいんだぞ?やって欲しい事は、言葉に出さないとな。
こればっかりは、音楽では無理だ」
「わ、私……、恥ずかし過ぎて、だめ……。また、過呼吸になっちゃたら、どうしよう?」
「はは、それは困るな。だけど、今のところ大丈夫そうじゃないか。
もう馴れただろう?さっきだって、気持ちいいって、よがってた……」
「いやっ」
 真田は笑いながら芹歌の胸を掴んだ。
「あっ」
「芹歌のここも、可愛いんだ。お前がくれたピンクのバラのようだよ。
もう花は無いが、花瓶はそこに置いてある。見る度にお前を思い出すんだ……」
 芹歌は、このベッドルームに入る度に、その花瓶を目にして嬉しい気持ちが湧く。
大切に飾っていてくれてるのを知って、胸が温かくなる。
 真田は舌で転がしながら、もう片方を指で挟む。
「あぁっん……」
 感じて声が出る。そんな自分にまた興奮する。
 真田は躰のあちこちの敏感な所へ唇を這わせながら、草叢の中に
指を入れた。親指で突起を突きながら、中指が中に入って来て、
あちこちを刺激する。
「ああぁぁ……ぅんっ……、あぁっ……はァん」
「芹歌、気持ちいいの?」
「んん……、きもち、いい……あぁん……」
 真田の息も荒くなってきた。
「もう、入っても……いいかな。入りたいよ、芹歌の中に」
 真田が指を抜いた。
「あっ……、来て……。あなたが、好き……、とっても、だから……」
「ありがとう……」
 真田は嬉しそうに微笑むと、芹歌の中に入って来た。
「んんぁあぁ……」
「芹歌……、あぁ……」
 耳元で聞える真田の声が、芹歌の胸を掻き立てる。繋がって、共に
感じている事が嬉しい。音楽以外に興味がなく、恋愛にも感心が無かった
芹歌だったが、よもや真田とこんな風に愛し合う事になるとは思っても
みなかった。全てが初めての事だから、新鮮であり、怖くもあった。
 芹歌は真田の手をとった。必死に指を絡める。
「芹歌……?」
「あぁっ……、幸也さ……ん……、わたしを……離さ、ない、で……」
「ああ、離さない……よ、……絶対に。……俺の、芹歌……」
 共に果てた後も、絡めた指は強く握り合ったままだった。


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