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Book レビュー


富樫倫太郎 「北条早雲 悪人覚醒篇」

2015.01.20  *Edit 

富樫倫太郎の、北条早雲シリーズ、第二弾です。

第一弾の「青雲飛翔篇」は、既に読了してあります。


富樫倫太郎は、軍配者シリーズで結構、好きになり、

その軍配者の一人、風間小太郎(早雲の軍配者)の話しが、

特に面白くて、そこに描かれた伊豆の国の様がね。魅力的と言うか、

早雲の人情味が伺い知れて、早雲自体を読みたいと思っていたので、

シリーズ第一弾は、もう、躊躇なく読みました。

第一弾では、備中荏原郷の領主の次男として生まれた

伊勢新九郎の、生い立ちと言うか、幼年期から、京都に上がって

室町幕府に仕え、世の中のあり様の酷さに納得がいかず、

飢えた者たちの為に、貴族の家から盗みを働くなど、

悪さを働きながらも、幕府の役人として、駿河のお家騒動の

調停役として下り、無事役目を果たすまでが描かれています。

まだ、歴史の表舞台に登場する前の、正義感溢れた新九郎の

情の熱さが胸を打ち、もう、すぐさま続きが読みたくて。

この後、どう、国盗りへと発展して行くのか?その過程がね、

知りたくなる訳です。


で、その続きだったんですが。

矢張り、期待通りに面白かった。

相変わらずの人間味溢れる新九郎。

農民たちの為に領主になり、税金を安くして、

民が潤えば領主も潤い、みんなが潤えば国も潤う。

そんな当たり前の構図が、後にも先にも実践する人間が

いないんだから、本当に日本の農民の苦労がしのばれる。

牛馬以下の扱いだもんね……。

そんな世の中だから、新九郎のような領主が現れれば、

領民たちに慕われるのも当然だね。

こういう人が国を治めればいいのにって、ほんと思う。

って言うか、見習ってほしいよ、政治家に。

権力者たちに。

歴史から何を学んでいるのだろうってホント思う。

自己の欲を満たす事しか考えて無いもんね。

いつの時代でも、新九郎のような人物は稀なんだと思う。


最後の最後、伊豆の農民たちに守られて、地元の豪族達は

逃げ帰りましたが。

次の「相模侵攻篇」まで、待ち遠しい。

人の寿命は限られてるからね。

この後、本格的な戦国へと突入していくわけで。

北条の末路を知ってるだけに、せつない。


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